特別支援学校オーケストラコンサート

 
 平成29年度は、オーケストラ・アンサンブル金沢が石川県と富山県の4つの特別支援学校を訪問しました。
  平成29年度(2017) 特別支援学校オーケストラコンサート
主催 (公財)日本交響楽振興財団・(公財)石川県音楽文化振興事業団
 
開催日 6月12日(月) 開演時間 10:30
会場 こまどり支援学校 (富山県高岡市)
楽団 オーケストラ・アンサンブル金沢  (楽団HP http://www.oek.jp
指揮 角田鋼亮
【オーケストラコンサート】
 6月12日(月)、オーケストラ・アンサンブル金沢の協力を得て、富山県高岡市のこまどり支援学校でコンサートを開催しました。指揮はいま最も注目されている若手の角田鋼亮(つのだこうすけ)さん。
 コンサート前の懇談のとき、蟹谷規芝子(かにたに・きしこ)校長先生から「こどもたちは、今日を楽しみにしていました。もしかすると体調のことで退席するこどもがいるかもしれませんが、何とぞご了承ください」と発言がありました。しかし、一人の退席者もなく、こどもたちは演奏に素直に反応し、音楽を心ゆくまで楽しんでくれました。楽団の皆さんが車椅子のこどもたちのすぐ近くまで寄ってきて、こどもたちを囲みながらアンコール曲として「ラデツキー行進曲」を演奏したとき、会場の盛りあがりは最高潮に達しました。
 司会進行を務めた出町之孝(でまち・ゆきたか)教頭先生が、「こどもたちがあんなに喜んでいるのを見ていると、胸に熱いものがこみ上げてきた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
 

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開催日 9月25日(月) 開演時間 10:30
会場 七尾特別支援学校 (石川県七尾市)
出演者 ヴァイオリン坂本久仁雄、トロイ・グーギンズ、ヴィオラ 石黒靖典、チェロ 大澤 明
【弦楽四重奏】
 特別支援学校オーケストラコンサートの第2弾を石川県七尾市の七尾特別支援学校で開催しました。今回は第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの弦楽四重奏。オーケストラ・アンサンブル金沢の弦楽奏者4名がバッハの「G線上のアリア」や久石譲の「さんぽ」、アンダーソンの「ワルツィング・キャット」など10曲を演奏しました。こどもたちは「ようかい体操第一」に合わせて身体を動かしたり、ピアノと弦楽器の伴奏で校歌を斉唱したり、演奏会に積極的に参加してくれました(参加者は小中高生120名、先生方80名、保護者など関係者25名)。
 


 
開催日 12月11日(月) 開演時間 10:30
会場 小松瀬領特別支援学校 (石川県小松市)
出演者 ヴァイオリン坂本久仁雄、トロイ・グーギンズ、ヴィオラ 石黒靖典、チェロ 大澤 明
【弦楽四重奏】

 第3回特別支援学校オーケストラコンサートを、12月11日に石川県小松市の石川県立小松瀬領特別支援学校で開催しました。 この学校は肢体不自由の児童・生徒が学ぶ学校で、ほとんどのこどもたちが車椅子を使っています。
 今回は、オーケストラ・アンサンブル金沢の弦楽四重奏メンバーにより、エルガーの「愛の挨拶」やハイドンの「鳥」など合計10曲を演奏しました。また、季節に合わせて、「ジングルベル」や「きよしこの夜」などのクリスマス・ソングも演奏しました。

 
こどもたちは、アニメ映画「となりのトトロ」のテーマ曲「さんぽ」など、おなじみの曲目が演奏されると、口ずさんだり、手に持った鈴を鳴らしたりしていました。弦楽四重奏に音楽の先生のピアノが加わった校歌演奏のときには、こどもたちの合唱の歌声も大きくなるなど、終始楽しいコンサートとなりました。アンコールはいつもの「ラデツキー行進曲」。4人の奏者がこどもたちの間に分け入ってすぐ横で演奏すると、子どもたちにとって“うれしい驚き”となり、会場は大いに盛り上がりました。
 最後に児童・生徒代表から演奏者にお礼のカードなどが渡され、コンサートは感動のうちに終了しました。 学校から保護者や近隣の施設、地域の方々にも案内があり、参加者は児童・生徒、先生方をあわせて約80名、笑顔あふれるコンサートになりました。  

 
開催日 12月18日(月) 開演時間 10:30
会場 高志支援学校 (富山県富山市)
出演者 ヴァイオリン坂本久仁雄、トロイ・グーギンズ、ヴィオラ 石黒靖典、チェロ 大澤 明

【弦楽四重奏】
今年最後の特別支援学校オーケストラコンサートを12月18日(月)、富山市の高志(こし)支援学校で開催しました。
 同校は、肢体不自由のある児童生徒のための特別支援学校で、小学部・中学部・高等部の3学部があります(在校生74名)。すぐ隣には富山県リハビリテーション病院・こども支援センターがあり、治療や訓練を受けるために入所または通所しています。

 今回はクリスマスも近いということもあって、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の弦楽四重奏メンバーに「ジングルベル」なども演奏してもらいました。演奏に合わせて歌うコーナーもありました。「さんぽ」のときは歌声があまり聞こえませんでしたが、「ビリーブ」で少し聞こえるようになり、四重奏に音楽の先生のピアノ演奏も加わった「校歌」のときには、よく聞こえるようになりました。

石政佳恵(いしまさ・よしえ)校長先生は、「子供たちにオーケストラ音楽を聴かせようと思っても、なかなか外に連れ出すことができない。訪問していただくと、在校生全員が演奏を聴くことができるので、本当にありがたい。今日、子供たちの様子をずっと見ていたが、表情がだんだんと柔らかくなってきた。子供たちは今日のコンサートを心から楽しんだのだと思う」と話しておられました。
この日は児童生徒、先生方のほか、保護者や隣の病院・センター関係者の方も多く来場され、約200名でコンサートを楽しんでくださいました。

 
 
 
   
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